調査研究・アンケート結果
平成7年より28年間、
地元住民が「喜多見駅狛江市側改札口復活」による
安全でにぎわいのあるまちづくりを
なんとか復活させたいと願ってきました。
2年前亡くなった当グループ初代会長、
岩戸町会会長進藤實氏を中心に声掛けし、
50年ぶりの都市計画道路開通の本地域の
最大かつ最後のチャンスに
私達は、私達のまちの
未来の発展への責任と想いを乗せて、
活動して参りました。
調布都市計画道路3・4・16号線の開通に伴い、
『喜多見駅狛江市側周辺まちづくりの住民ニーズの把握』
のため様々な調査研究をしてきました。
目 次
1.住民の声を丁寧に収集し、喜多見駅周辺まちづくりに対する3大ニーズを把握できたこと
2.狛江市都市計画に市民の声が反映されたこと
3.調布警察署、専門家のご指導と現地調査により、具体的なまちづくり課題の洗出しができたこと
4.電力中央研究所様より、防災公園土地提供の前向きな返答を導き出せたこと
5.小田急電鉄㈱様より、改札口提案を導き出せたこと
調査内容(1)
喜多見駅周辺「活動範囲の状況」
状況①
喜多見駅周辺(狛江市のみ) 人口推移・町別内訳
状況②
岩戸北2・4丁目人口推移
状況③
喜多見駅の利用状況
各駅停車駅の中で最も乗降人員が多い駅は
喜多見駅です。
状況④
交通事故件数 急増
状況⑤
通学路危険地域
『学校法人国本学園様陳情』
・喜多見駅周辺の道路について、
児童生徒800名の通学路安全対策への陳情
・狛江市及び当会へ提出
・世田谷区との連携の必要性の確認
状況⑥
岩戸北 防災公園空白地区
東京消防庁指摘あり
改善の必要性あり
水と緑のまち
防災公園空白地帯の解消
• 東京都の公園設置基準に対し、喜多見駅狛江市側周辺では、 公園空白地となっている事が指摘されています。
• 市は岩戸北周辺での防災公園未設置の課題も抱えています。
• 近隣住民からの公園設置要望も出ています。
• 喜多見駅狛江市側周辺(岩戸北)で唯一の大きな土地を保有される
電力中央研究所様と共に、
防災公園設置の必要性・要望について話し合いが必要。
調査内容(2)
「調査研究活動」
調査研究①安心安全
「調布警察署,狛江市との合同現地調査」
1)調布警察署、狛江市、当会合同現地調査
(令和2年10月19日)
2)調布警察署への陳情
(令和4年12月27日)
喜多見駅近辺の交通事故件数
•2020年10月19日(月)14時現在(狛江市側のみ)
•狛江市都市建設部、調布警察署 交通規制係り 横森係長
•場所:喜多見駅七差路交差点付近狛江市側高架周辺 歩道、公道
【2017~19年 過去3年間事故件数】
① 交通物損事故……28件
② 交通人身事故…… 9件
③ 死亡事故 ………… 0件
④ ヒヤリ・ハット…数百件
調布警察署 指摘事項
喜多見駅七差路付近事故 多発原因
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喜多見駅がある関係で、南北に様々な主要道、裏道の導線が混在している。
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七差路付近に、バラバラになっているそれらの導線が喜多見駅の世田谷区側に向かい一極集中しているため、人身事故、交通事故は増えているということが明確。
【結論】
世田谷区側改札口と七差路からの側道交通 の
「一極集中」解消が必要
調査研究②全般
「専門家派遣 交通工学専門
国士舘大学 寺内義典教授と現地調査」
(令和2年10月22日)
寺内教授よりコメント
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「歩行者と自動車、自転車の一極集中を分散する為の狛江市側改札口は明らかに必要と思われる」
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「バスなど公共交通の在り方も、検討必要」
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「歩きたくなる街と買い物など出かけたくなる街」のつくりが必要
調査研究③ 防災公園
「電力中央研究所様 陳情書提出」
(令和4年9月16日)
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岩戸北地区の防災空白地域解消
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喜多見駅周辺まちづくりへの協力
上記2点を丁寧に説明と意見交換・依頼活動を行った。
調査研究④全般
「全3回市民フォーラム開催」
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第1回市民フォーラム(令和2年11月8日)参加者76人(会場36人+ZOOM参加40人)
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第2回市民フォーラム(令和3年3月28日)参加者22人(会場20人+ZOOM参加2人)
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第3回市民フォーラム(令和4年3月19日)参加者18人(新スタッフ2名)
調査研究⑤全般
「全2回 喜多見駅前アンケート」
1)第1回喜多見駅前アンケート
(令和3年11月) 都市計画マスタープランアンケート500件
※狛江市アンケートに吸収されています。
2)第2回喜多見駅前アンケート
(令和5年2月)岩戸北3・4丁目アンケート739件
調査研究⑥全般
「狛江市アンケート協力」
喜多見駅前アンケート活動など、
「600件以上のアンケート協力」 を行った。
参照:「岩戸北周辺地区」 まちづくりニュース No.1~3
調査研究⑦署名人数
「喜多見駅狛江市側改札口復活を求める署名」
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紙署名:1,200名
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インターネット署名:200名
合計1,400名
令和5年2月末日現在
~地域住民を中心に多数届けられご意見を頂戴しています~
まちづくりグループ調査による
『活動成果』
活動成果①
『喜多見駅狛江市側周辺まちづくりの
住民ニーズの把握』
過去3年間の活動を通し
喜多見駅狛江市側のまちづくりヒアリング
– 市民フォーラム開催 3回
– 喜多見駅前街頭アンケート活動 2回 – 署名活動
3,000件の熱い市民要望
を集めました。
<アンケート詳細一部抜粋>
1. 安心・安全に関する関心は648件、全体の67%を占める。(18%改札口含み)
・歩道狭い・ロータリー広場、タクシー乗場他
2. にぎわいに関する希望は「住みよいまちづくり」 288件、全体の29%を占める。
・カフェ、レストラン、商業施設
3.防災公園に関する22件、全体の2%を占める。
4.その他は狛江バスの運行ダイヤ不足他2%
活動成果②
「3大住民ニーズの把握」
◆3,000件アンケート結果より導き出された3項目
安心・安全
にぎわい
防災公園
活動成果③安心安全
「七差路交差点信号機設置」実現
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市民アンケートなど取り纏め、住民意見を多数提出し、狛江市が動き、調布警察と協議の上、喜多見駅周辺まちづくり・安心安全に欠かせない「七差路交差点信号機設置」が実現した。
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参加者18人(新スタッフ2名)
活動成果④防災公園
「電力中央研究所から3,000㎡の土地提供実現」
電力中央研究所所長代理様より「防災公園の必要性が良く分かった。今後は、社宅の土地を含め防災公園提供 地を検討する。狛江市との協議も必要。」との具体的な回答を引き出せた。
活動成果⑤全般
「狛江市都市計画マスタープランへ
喜多見駅周辺まちづくりへの住民要望反映」
住環境や日常の買い物の利便性への満足度が高いものの、交通利便性や安全性への満足度が低いこと。
改札口の検討や、子供の遊び場や公園・広場が求められていることが記載された。
参照:「岩戸北周辺地区」 まちづくりニュース No.1~3
成果⑥安心安全
「小田急電鉄社長から狛江市へ
喜多見駅狛江市側改札口設置の提案が開始」
以下で提案が確認された。
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令和5年度小田急電鉄株主総会
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令和4~5年の狛江市議会議場質疑
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街頭演説
まちづくりグループ
活動成果まとめ
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住民の声を丁寧に収集し、喜多見駅周辺まち づくりに対する3大ニーズを把握できたこと
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狛江市都市計画に市民の声が反映されたこと
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調布警察署、専門家のご指導と現地調査により、具体的なまちづくり課題の洗出しができたこと
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電力中央研究所様より、防災公園土地提供の前向きな返答を導き出せたこと
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小田急電鉄㈱様より、改札口提案を導き出せたこと
資料
(プレゼン資料と活動結果)
プレゼン資料
【824最終版】喜多見駅狛江市側改札口周辺まちづくり協議会申請プレゼン資料(グループ活動報告)
【824最終版・修正】喜多見駅狛江市側改札口周辺まちづくり協議会認定申請プレゼン資料(目的と役割)